SPECIAL FEATURES 10
海岸水理模型実験
概要
海岸水理模型実験では、現況の侵食状況を再現してそのメカニズムを把握し、計画を満たす海岸保全施設の形状や配置を提案します。海岸保全施設は、海岸法で「津波、高潮、波浪その他海水又は地盤の変動による被害から海岸を防護するとともに、海岸環境の整備と保全及び公衆の海岸の適正な利用を図り、もつて国土の保全に資することを目的とする」とされ、堤防、突堤、護岸、胸壁、離岸堤、砂浜などがあげられています。
提供サービス/技術内容
①海浜変形実験
現況の侵食状況を再現し、そのメカニズム把握するとともに、最適な侵食対策工法を提案します。
②高潮・越波実験
水路実験や平面水槽実験により、堤防の形状や堤脚部の保護工について検討し、最適な堤防諸元を提案します。
③河口処理対策工実験
現況の河口閉塞状況を再現し、種々の対策工による効果を検討し、最適な対策工法を提案します。
主要実績
①海浜変形実験
富士海岸、ヘッドランド工法実験、沿岸漂砂実験
②高潮・越波実験
下新川海岸、霞ヶ浦、阿田和地区海岸
③河口処理対策工実験
橋本川河口、新川河口、仁淀川河口