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SPECIAL FEATURES 015

海岸堤防の耐震性能照査および評価手法

概要

全国で約7%の海岸堤防が耐震化の必要があり約60%の海岸堤防は耐震調査が未実施です。
海岸堤防が、東海、東南海・南海地震や日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震等の大地震に伴う津波に対して機能を発揮するため、また、東京、大阪、名古屋の三大都市圏などのゼロメートル地帯を守るためには、『地震時の揺れで堤防が破壊されないようにする(耐震化)』必要があります。

提供サービス/技術内容

■レベル1地震動による耐震性能照査[簡易法による土堤の沈下検討例]
「海岸保全施設耐震点検マニュアル」に従い、堤防・護岸・胸壁等の各構造物に対する設計震度(レベル1)を設定し、安定計算を実施するとともに、地盤の液状化の簡易判定を行い耐震性を評価いたします。
■レベル2地震動による耐震性能照査[液状化を考慮した海岸構造物の沈下検討例
解析手法には、「FLIP」, 「LIQCA」などの動的有効応力解析、液状化後の剛性低下を考慮した静的FEM解析「ALID」等があります。弊社は、海岸堤防などの耐震性評価に最も適切な解析手法を提案いたします。

主要実績

蒲原海岸堤防現況調査(中部地方整備局静岡河川事務所)
仙台湾南部海岸保全施設調査設計(東北地方整備局仙台河川国道事務所)
下新川海岸保全施設検討(北陸地方整備局黒部河川事務所)
青森海岸大型離岸堤及び海岸堤防検討(東北地方整備局青森工事事務所)

海岸堤防の耐震調査整備状況

海岸堤防の耐震調査整備状況

重力式海岸堤防の被災シミュレーション結果(FLIPによる計算例)

重力式海岸堤防の被災シミュレーション結果(FLIPによる計算例)

プロジェクト一覧
実績一覧